ゴルフを始めたばかり、もしくは長く続けていてもスコアが思うように伸びない、このような悩みをおもちの方は多いのではないでしょうか。実は、上達しない方には特徴があります。本記事では、ゴルフが上達しない方の特徴や、その悩みを克服するためのコツを紹介します。早速実践にうつして、スコアアップにつなげていきましょう。
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競技の本質が見えていない
ゴルフが上達しない人の特徴のひとつに、競技の本質への理解不足が挙げられます。ゴルフは技術面だけではなく、あらゆる場面での状況判断やコースマネジメントが鍵を握る競技です。競技を始める前には、必ず風や地形を確認した上でどのようにプレイをするかを考える習慣づけが重要なのです。
天候や地形に柔軟に対応し先をみとおす習慣を身につけることで、スコアアップにつながっていきます。ゴルフの上達のためには、技術的な面だけに着目するのではなく、天候やコース状況なども含めた瞬時の状況判断も必要です。
道具が古い
古い道具の使用も上達しない原因のひとつです。ここでは、古い道具の使用による影響や、道具を新調する際におすすめなプロのフィッティングについて紹介します。
古い道具の使用でプレーに影響がでる可能性も
近頃のクラブやボールの技術は年々進化しているため、古い道具では最新の性能を引き出すことが難しい場合があります。なかでもシャフトの劣化やグリップの摩耗は、スイングの安定性や飛距離に悪影響をおよぼします。
知人から譲り受けた道具や購入から年数が大幅に経過している道具を使用している場合は、一度道具のコンディションを確認するのがよいでしょう。
自分に最適な道具をプロに選んでもらえる
道具を新調する際は、積極的にプロのフィッティングを受けましょう。フィッティングを受けると、スイングスタイルや体格に合わせた道具をプロに選んでもらえます。
プレーに最適なクラブの長さや重さ、シャフトの硬さはそれぞれ異なるため、ゴルフへの知識が豊富なプロのフィッティングマスターへの依頼がおすすめです。
とくにシャフトのバランスやしなりの強さ、ヘッドの特性など、素人ではなかなか把握できない特徴を熟知しているため、最適な道具を選んでもらうことで、スイングの効率が上がりスコアアップにつながるでしょう。
ラウンドを意識できていない・ラウンドを回る頻度が少ない
ラウンドを意識しなかったり、ラウンドを回る頻度が少なかったりする人もゴルフの上達はしづらいです。練習場での打ちっぱなしだけでは、実際のラウンドで必要なショットの精度やコースマネジメントを身につけられないためです。
ラウンドを意識すると、具体的なコースの状況をイメージした実戦に近い練習が可能になります。また、ラウンドを頻繁に回ることで、実際のコースでの経験値が増え、より柔軟な対応力や精神的な安定感が身につきます。練習でも積極的にラウンドを回る姿勢がゴルフの上達につながりやすくなります。
短い距離での練習ができていない
短い距離での練習不足もゴルフの上達が難しくなる原因です。ゴルフのスコアは、短い距離でのアプローチやバッティングに影響を受けます。
また、初心者にとっても短い距離から練習を始めることは、正しいスイングを身に付けるために非常に効果的な練習方法です。短い距離での練習を重ねることで、クラブのコントロールやスイングが安定します。ここでは、短い距離の効果的な練習方法を紹介します。
自宅でアプローチショット練習を取り入れる
部屋にパターマットを敷いてチップインを狙う練習方法です。ボールを転がすようにゆっくりとスイングして方向性と距離感をつかむと同時に、ホールを芯に当てる感覚を磨けます。
ゴルフ場での距離感を養うトレーニングをする
距離感を養うにはさまざまな距離を狙って打ってみる練習が必要です。5ヤードから30ヤードの範囲を的として、5ヤード、8ヤード、10ヤードと少しずつ距離を伸ばして打つ練習をします。
この練習方法の導入により、振り幅の調整を学べます。ゴルフの上達のために、短い距離での効果的な練習を積み重ねていきましょう。
自己流でやっていて基本ができていない
ゴルフが上達しない人の特徴として、基本を無視して自己流の方法で競技している点が挙げられます。自己流では、正しいスイングフォームや基本的なルールが身につかず、ミスが積み重なりがちです。
その結果、スコアが伸びづらい原因となります。基本の見直しをする際は、プロのレッスンを受けて正しいフォームやグリップの学び直しが効果的です。基本にもとづいて反復練習をする姿勢がゴルフ上達への近道です。
まとめ
ゴルフがなかなか上達しない方の大きな理由として、正しいフォームを知らずに自己流の方法で競技に取り組んでいる点が挙げられます。正しいスイングフォームや基本的なルールが身につかない状態のまま練習をしても、ミスが重なるだけではなく、スコアも伸び悩む原因となります。自分自身のフォームを再確認する上でも、プロの指導を受けることが効果的です。ゴルフの知識が豊富な専門家であれば、自分に合った道具を選定してもらえるうえに、、正しいフォームやグリップについても学び直せます。自分に合ったゴルフスクールを見つけて練習する姿勢がゴルフ上達への近道です。